2011年1月2日日曜日

惜しくも遭難ならず

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

元日は憧れの冬山で過ごしました。電車がおかしな時間から走っていて、まだ真っ暗な時間にはるか遠い駅に到着することができました。登山口に行く肝心のバスがやっておらず、タクシーで登山口に行きました。ご来光ですか?とたずねられ、あぁそうだったと正月を思い出す。窓の外は見事な星空でした。

登山口につくと、当たり前だけどタクシーは去っていきました。最後の街路灯の先は地獄行きにしか思えない真っ暗な道。実感わくのが遅すぎですが、久しぶりに泣きそうになりました。暗いの苦手だった。ヘッドランプを装着して進みました。途中でプツンと灯りが消えて、星空の下で今度こそは本気でチビりそうでしたが、幸い電池の接触が悪かったことがすぐ判明。パンツを濡らさずにすみました。

ふと後ろを向くとすでに遠い山脈が深いオレンジ色に染まっていました。勇気付けられ、初日の出に見守られて登ることができました。山頂からのフジサンもとても綺麗でした。作ってきたコーヒーとチョコレートのおいしかったこと。

身体の節々が痛いです。

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