2011年6月24日金曜日

7月10日(日)のライブ

来る7月10日(日)、新宿のgallery+cafe tayutaにてアコースティックライブをやります。
僕らとしては初めての試みで、基本アンプラグドでの生演奏が中心です。
カフェタユタさんの、ゆったりくつろげてステキな空間での演奏がどう響くかが楽しみです。
ステージも境界線も一切無し!
至近距離で、あるいは自分の好みの場所、アングルから自由に演奏を楽しんじゃってください。
カフェタユタさんお勧めの手作りカレー、その他ヘルシー料理、ドリンクもたくさんあるので、晩御飯ついでにふらりと、ってのもお勧めです。
お待ちしております。

時間: 15:30開場、16:00開演
料金: 1,000円(1ドリンク込み)+追加オーダー
出演: wool strings, gustave coquiot, swim

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2011年6月14日火曜日

実力と運

よく考えるのですが・・・
どこまで人は己の力で、選択をし、結果を出しているのか。
あるいは、己の力と思っていても、実は他に色々な力、例えば運等が働いて、結果に行き着いているのか。
前者は、多くの場合、自惚れと見なされます。
後者は、現実派と見なされるんでしょうかね。
そういや、運を引き寄せる力も実力と見なす意見もあるようでが・・・

いずれにせよ、僕も色々とバンド事で、やれ自分の力で道を切り開いていかねば、やれこれは自分の行動の結果だ、と思ってしまうわけなんですが・・・
やはり最近つくづく思わされます。
どこかで、たまたま、だれかに出会ったりして、その結果、僕らに運が向いたりすることは、やはり運ですよね。
そういう見えない糸がたくさんあって、それらがどこでいつ交錯するかなんて、誰も分かったもんじゃないですよね。
自分で手繰り寄せる運もあります。
でも、それは、実際に手繰り寄せられたなら、運ではなく、実力でしょう。
そうじゃなく、純粋に運というものにまだ僕は甘えさせてもらっていて、助けられています。
願わくば、ぽ~んっと上まで連れて行っていただきたい。

2011年6月10日金曜日

リアル

僕の歌詞は、半分くらいが過去と現在、現実と非現実の関係についてのものです。
そのなかにおける自分の存在。
そんなものは完全に観念の世界の話であって、何ら確かなことはありません。

ですが、そういう曲を書いているときに、歌詞の世界が嘘のように現在と、現実とシンクロすることがあるんです。
僕はこれに「偶然」以外の何の意味も付与しませんが、しかしそれが不思議なことであることには違いありません。

今日、小学生の頃の同級生、それ以来会っていない知人と、ネットを介して間接的に再会しました。
それ自体、こういう時代、こういう状況ですから何ら不思議なことはないのですが、その知人からのメッセージの内容はいささか不思議というか、今書いている歌詞と正にシンクロしました。
詳しいことは書きたくありませんが、僕が考える、僕の存在が、その知人にとっての僕の存在とぴったりと合いました。
観念の世界が具現化されました。
それは、僕が他人にどう思ってほしいということではなく、僕が自分自身をどこにいると位置づけているかということであり、その知人は、僕を正に、そこに、見出したのです。

今、日本は「リアル」なものに目がいかざるを得ません。
しかし、それは僕にとっては「リアル」なことではなく、僕にとって「リアル」なことは変わらず、他のところに流れています。

2011年6月9日木曜日

ライブ観戦

昨日は、鳥獣虫魚レーベルのバンド、マリアハトのライブを観にいきました。
レーベルの看板娘(?)、インディーフォークシーンの筆頭アーティストとして名高いmmm(ミーマイモー)さんがボーカルを務めることでも有名でしょうか。
場所は、最近開店して、すでに著名インディアーティストが続々と出演している池袋のMusic.Org。
新しい箱にも興味があったので一石二鳥でした。

さてさて、やはりライブは素晴らしいラインアップでしたよ。
まずは、乍東十四雄さんでした。
メンバーの誰かの名前なんでしょうか、バンドの名前なんでしょうか・・・
いずれにせよ、フォーク・カントリー寄りな音と和風でちょっと青春臭いメロディーが上手く混ざった感じの楽しい音楽でした。
演奏もとても上手くて関心しました。
てか、僕が知らないだけの名の知れたバンドさんなんでしょうかね。
とにかく、一番手に出るバンドとして、鼻から盛り上がって良かったです。

次は、お待ちかねのマリアハト。
いやあ、かっこ良かったですよ、そりゃあ。
とにかく雰囲気と緊張感が素晴らしいです。
CDでも、がっちり演奏が入っていない箇所で、色々な小さな音が散らばっていて、独特の雰囲気を醸し出しているんですが、それがライブでも健在でした。
ドラムの金物のちょっとした音だったり、ギターのノイズだったり、それらが節々、曲の間で、彼らの雰囲気を持続させてました。
僕がギタリストだからかもしれませんが、ギターの柱谷さんの演奏が特に印象に残りました。
アームを自在に駆使して生み出される音は、ソニックユースも大喜びだったんじゃないでしょうか。
とにかく派手なエフェクターとかをほとんど使わずとも、あれだけ色々な音が出せることに改めてギターの可能性を感じたというか、自分ももっと研究をしなければいけないと思いました。

三番手は、NRQというユニットでした。
名前は前から知っていたのですが、ライブを見るのは初めてでした。
ジャズギター、二胡、ウッドベース、ドラム兼サックス(!)という変則的というか、未知の編成。
しかし飛び出してきた音は、古めかしい雰囲気の、基本的にキャッチーで懐っこいインストルメンタルで、とにかくドツボでした。
もちろん、フリージャズ的な即興らしきカオスもあるんですが、大事なところがとても心地よいポップなメロディでまとまってるんです。
四つ打ちの曲もあったりして、ノリも楽しくて、色々な楽しみ方ができました。
とにかく言葉では言い表せませんが、本当に素晴らしい演奏でした。

最後の昆虫キッズは、残念ながら最初しか聴けなかったんですが、かなりよさげでした。
この間ご一緒したスカートの澤部氏がボンゴとサックスで参加。
僕はてっきり演奏が始まったのかと思っていたら、まだセッティングの確認中だったのですが、そのときに飛び出してきたビートと澤部氏のボンゴは猛烈でした。
ドラムの方も、この間ご一緒した方で、そのときすでにその猛烈な演奏には吹っ飛ばされてました。
いや、確信犯ですね。
最後まで観たかったです。
次はきちんと最後まで観ます。

総じて、レベルの高いイベントでした。
あれなら1,800円は格安でしょう。
と、僕らも言われるようにならなければいけませんな。
イベントで2,000円くらい出してもらって、損した、そう思われたら絶対にいかんのです。
ふんぬ。

2011年6月4日土曜日

ライブ

最近思うのですが・・・
良いと思うアーティストさんをmyspace等で拝聴させてもらい、その後ライブを見ると、やっぱりライブの方が良いことが多いです。
これは良いことで、やっぱり音楽はライブが良くてなんぼのものです。
音源ももちろん良いのですよ。
しかし、それを聴いて、実際にライブで聴くと更に良いわけです。
僕らもそうであってほしいわけです。

欲を言えば、音源はライブと別の聴き方ができ、別の良さがある、というのが理想です。
ライブとかけ離れてはいけないのですが、音源はせっかく作りこめるんですから、ライブに勝るとも劣らない別の良さを提供できたら嬉しいわけです。