2011年8月11日木曜日

思いません?

ずっと気になっていたことなんですが、日本のテレビはやかましいと思いませんか?
僕はずっと内容、出演者のテンション、喋られていること自体がやかましいと思ってたんですが、海外のニュースを副音声で聞いていて気が付いたんです。
ちょっとマニアックな話で申し訳ないんですが、日本のテレビの音声は明らかに高域が強いんです。
というより強すぎるんです。
音がキンキンします。
日本のテレビから、海外ニュースとかに番組を切り替えると、海外ニュースの音声が籠って聞き取りにくいんです。
つまり、高域がそこまで強調されていないんです。
もちろん、こんなことを計測したわけじゃじゃないんで確証はないのですが、ミュージシャンの端くれとして、これは分かります。
それにしても、どういう経緯でこういうことになったのかは分かりませんし、そもそも意図的にこうなったのかも分かりませんが、何かしら文化的な背景があるように思えます。
例えばなんですが、日本の電車内のアナウンス、八百屋さんの掛け声等は、あえて聞こえやすいようにわざと鼻つまみ声を使っていると聞いたことがあります。
恐らく、周囲の雑音が多いなかで、声を聞き取りやすくする工夫なのでしょう。
しかし最近思うのですが、電車内のアナウンスに関しては、音響機器の発展や電車の騒音事態の軽減等によって、もう鼻つまみ声を使う必要はないのではないでしょうか?
むしろ聞き取りにくいと思います。
最近増えてきた女性の運転手、車掌さんのアナウンスはさらっとしていて実に聞き取りやすいです。
話を戻しますが、僕は日本のテレビの音声は、なんかこう感覚を麻痺させるような効果があると思っています。
キーンと来る高い音を聞くと聴覚が麻痺しますよね。
よくあると思うのですが、体育館で校長先生がマイクに向かって喋ろうとして、キーンと鳴って耳が麻痺することありますよね。
あれと一緒です。
ともかく、こうしたことが、何かしら悪意があってなされたこと、あるいは現在の状況にはすでに適してない過去の風習による事情でないことを願ってます。

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