昨夜眠りに落ちるか落ちないかの時に遠い昔の記憶がふと甦りました。
ジム・ボタン!
と言っても、僕より若い人で知ってる人は少ないでしょうし、そもそも原作者のミヒャエル・エンデの名前自体を最近ほとんど聞かなくなりました。
驚いたことに、日本でもアニメ版が70年代にテレビでやっていたそうですね。
いずれにせよ、僕はジム・ボタンが大大大好きでした。
ドイツでは、人形劇のシリーズがテレビでやっていて、いつも見ていました。
普通に糸が見えてるし、今の基準からすれば安っぽいと思われるかもしれませんが、当時の僕は夢中でした。
こんな感じです。
大まかな筋としては、孤児のジム・ボタン(左)が、親友のルーカス(中央)と一緒に、ルーカスの機関車エマに乗って大冒険に出かけるという具合です。
何がそんなに好きなのかも上手く説明できませんが、僕のなかでは童話やファンタジー、冒険物語の原型となってます。
テレビで観て、カセットの朗読でもしょっちゅう聴いて、その冒険の世界に想いを馳せていました。
そして、昨日気が付いたのですが、未だにその世界が僕のなかで生きてました。
曲の歌詞のあちこちで、その世界のモチーフが散りばめられていました。
それに気が付いて、あらためて幼少期に受けた影響の強さを痛感しました。
そして心のどこかで、未だに、今自分が生きてる世界を抜け出して、ジム・ボタンの世界に行きたいと思っています。
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