2011年9月12日月曜日

昨日のライブ

昨日は、桜台poolにて、Ending Story Of Da~Ni_Daさんの企画イベントに出演させてもらいました。 桜台poolは、新しくできた多目的空間として噂を耳にしていて、とても楽しみにしていました。 マンションの階段を地下二階まで降り、ドアを開けた瞬間からもう興奮しっぱなしでした。 ライブをやる場所というよりは、地下壕みたいでした。 打ちっぱなしのコンクリート、いくつかの分かれた個室には、まるで工場のようなおびただしい数の工具、謎の工作品。 喫煙スペースとアクリル板を隔てて置いてあるのは、手作りのレーシングカート、バイク、ギターとサックスを合体させた楽器(?)。 そして、受付がある中央ホールには、体長3メートルはあろうロボット! もう謎だらけ。 そして中央ホール奥のドアを開けると、いよいよライブホール。 ライブホール自体は、広いガレージみたいな雰囲気で、インディイベントにはうってつけ。 コンクリートの反響がほどよくアングラ感を演出してくれそうでした。
さて、で、イベント自体ですが・・・ 基本的に僕らより若く、ライブハウスシーンでも勢いのあるロック系バンドさんが盛りだくさんで熱かったですね。 皆さんそれぞれ個性があって、エネルギーいっぱいで、かっこよかった。 とりわけTe_Riさんはすごかった・・・ 今まで見てきたバンドさんのなかでも指折りのど変体、リズム変体、激烈バンドでした(褒め言葉です)。 メンバーさんとも色々お話をさせてもらって、彼らの真っ直ぐな姿勢に胸を打たれたのはもちろんのこと、色々彼らの音楽の真髄についても包み隠さず聞かせてもらって大変勉強になりました。 あと、Bhavaさんは、個人的に一番場所に合ってたと思いました。ぐいぐいくる歪んだベース、腰に来るドラムのループ、ぐわんぐわんくる鋭いギター。腰を振って踊る女性。正に、普通の人が知らない東京の隠れた地下で行われている謎のライブ!という感じでした。 いや、本当に楽しかったです。 いつも書いてる気がしますが、普段ライブハウスで出演する機会が少ない僕らにとって、こういうバンドさん達に混ぜてもらえるのはありがたいことです。 僕らが活動している界隈は、(そこまで関わり切れてもいませんが・・・)そこはそこで、ライブハウスのシーンと同じ様に、ざっくり言えば似た傾向のバンドが集まっているので。 まあ、あと年齢で区別をするのもおかしなものですが、仮にも僕らより一回り若い人達と一緒にイベントに出れることも貴重だと思います。 僕らは若い人達から新しい刺激を受けますし、そういう人達が僕らの音楽をどう思うのか知れるのも貴重です。 自分の信念を曲げることはありませんが、若い世代にまったく聴かれなくなったら、それはそれで問題だと思います。 年齢を関係なく聴いてもらえる音楽でないと意味がないと思ってます。 自分の近い周辺だけで受け入れられても仕方がないのです。 と、いつの間にか僕の初心表明みたいになってきましたが・・・ とにかく楽しかったです。 観に来てくれた皆さん、CDを買ってくれた皆さん、poolスタッフの皆さん、出演者の皆さん、声をかけてくれた皆さん、楽しい一日を本当にありがとうございました。

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