2011年9月20日火曜日

昨日のライブ

昨日は久しぶりに七針でライブでした。
七針のライブは共演者が素晴らしく、それがいつも楽しみです。

今回は、初めてご一緒したDaniel Kwonさんとmuffinさん、そして以前カフェタユタでも共演したgustave coquiotでした。
Daniel Kwonさんは、ライブ前に試聴して、すでにその天才的な作曲センスに惚れこんでましたが、本人曰くかなり不調のなかでも素晴らしいステージでした。とにかく、曲がよく出来てるんです。個人的にドツボなちょっと気持ち悪いというか怪しさが漂うフォークギター、美しくてノスタルジックなメロディ、意外性たっぷりだけど自然な展開。曲の展開がお決まりの型にはまりやすい僕としては本当に勉強になりました。(かといって同じ次元で改善できるとも思いませんが・・・)
ファーストEPを発売したてのgustave coquiotも相変わらず素晴らしかった。七針の空間でどう響くか楽しみにしていました。言うまでもありませんが、雰囲気にばっちり合ってました。アコスティックギター2本とエレキギター1本という編成に20畳くらいの部屋の大きさがちょうど合ってるとでも言ったらよいでしょうか・・・音が下手に加工され過ぎず、アコスティックの温もりがよく伝わってきました。これからどんどんビッグになってゆくであろう彼らを七針の密な空間で見れたのは贅沢でした。まだ彼らを見てない方は、今のうちに見ておいた方が良いですよっ!ちなみに、ちょっと足場が狭かったせいか、ぎこちない爪先立ちで熱演する大宮君が、昨日のベストアスリート賞でした。
で、これまた初めてということでとても楽しみにしていたmuffinさんですが、巷では高い評価を得ているだけあって素晴らしかったです。素朴だけど、ほんのり異国情緒が香るギターに乗せて歌われる、切なく美しい旋律が沁みました。イタリアでツアーと録音をしたという刷り込みがあったせいか、聴き入っていると段々とmuffinさんが中世の絵画の人物の様に映ったり、(大人になった)アルプスの少女ハイジに見えてきたりしました。(意味不明な妄想・・・)一見頼りなさげに見えながらも、豪勢な共演者の締めをさらっとやってのけるあたりも脱帽でした。

そんなわけで素晴らしい一日でした。僕らも、初めて演奏した曲が割りと好評だったようで、まだまだ演奏を固めていく必要がありますが、次のステップへ進んでいきたいですね。
CDも何枚か売れて、本当にたくさんのお客さんに来てもらえて嬉しかったです。また、こんな一日が七針で実現すればいいなと思います。

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