2011年5月8日日曜日

Shine

最近とある曲のカバーに取り組んでいまして、僕らの編成で、かつ僕らの味を出せる良い方法をここしばらく考えてました。
それがここ3日くらい没頭しすぎて、曲が頭から離れなくなってしまいました。
最初は積極的に頭の中で曲をループさせていたんですが、だんだん考えたくなくても自動再生するようになり、最終的には夜寝ようとしても曲が鳴り止まなく、軽く発作を起こしそうになる始末でした。
そもそもインパクトのあるメロディーと詩を繰り返す曲だたことが、よりことに拍車をかけた気もします。
昨日ようやくスタジオでカバーの形が固まり、晴れてプチノイローゼから脱することができたんですが、ふとこの状況から、10年くらい前に話題になったShineというノンフィクション映画を思い出しました。
とある難題の曲に挑む天才若手ピアニストが、曲にのめり込みすぎて心を乗っとられ、精神に異常をきたしてしまうという話です。
まあ、大袈裟な話ですが、その状況を前より少しだけ身近に感じることができた気がしました。
ホント僕の場合はお遊びの次元ですが。
しかし、思うに、音楽に生きる端くれとして、自分の作品にもそれくらいの情熱を注がないといけないのだなと痛感しました。
所詮ささっと作った曲には、同等の訴えかける力しか宿らないでしょう。

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