さて、次はこの二本です。
レビューをまとめたのには理由があり、要は二本とも似た傾向のマイクであり、今回の候補からいち早く脱落しました。
簡単に言えば、入門機に多いと思われる、ハイ上がりな音です。
歌だと、特にオンマイクで歌うと、高域が強調されているのが如実に感じられます。
高域がヒリヒリします。
子音がキツく聴こえます。
声の周りで静電気がビリビリしてる感じです。
僕にはかなり不自然に聴こえました。
これをエアー感と呼ぶ人もいるかもしれませんが、僕には明らかに、
高域をブーストしたようにしか聴こえません。
AKGみたいなフワリとした空気感とは全然違います。
かつ、滑らかさ、温かみ、立体感もあまり感じられませんでした。
Bluebirdに関しては、アコギの音の印象が悪くて、すぐ却下したので、実はこれ以上細かいことも覚えていません。
とにかくAT4040に比べると、線が細く、キンキンした音です。
エッジ感が欲しいのはありますが、尖った細いエッジではなく、少しだけ角が丸まった断面のあるエッジです。
極端に分かりやすく言うと、この二本は針です。
AT4040は、円筒です。
C-214は、先が丸まった棒です。
NT2も同じでした。
強いていうならば、持っているMXL 990に一番近かったです。
この二本は、AT4040と後日書くSennheiser MK4とは明らかにクラスの違いを感じました。
しかし、これまた後日書きますが、この二本が一概に悪いというわけではありません。
ただ僕は今のマイクとの大した差を感じれなかったので、特に魅力を感じなかったということです。
ましては、三倍以上のお金を出して買うものではないと思いました。
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